修習体験レポート

78期 Aさん 修習体験レポート~二回試験編~

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  • 後輩になる方々へ

プロフィール

年代:20代後半 性別:男性

二回試験について

■二回試験に向けた対策、勉強はどういったことを行いましたか

出題傾向や答案の型を把握することに重点を置きました。その上で、起案では時間配分を強く意識し、限られた時間内で論点を漏れなく拾い、簡潔かつ説得力のある文章を書く練習を重ねました。また、記録の読み込み方や事実評価の視点を意識しながら、教官の作成したパワポや講義資料、白表紙を繰り返し確認しました。さらに、自分の答案の弱点を都度修正することで、安定した答案作成力の向上を図りました。

■二回試験に求められる知識は白表紙の内容で十分とされていますが、その通りでしたか。

十分だった

■二回試験の過去問演習など、本格的に対策を開始した時期はいつ頃からですか

二回試験1か月前

■それぞれの科目について、事前対策をする中で、特に役に立った内容や試験で活かされた知識などがあれば教えてください

民事弁護では、依頼者の立場に立って、どのような主張・立証を組み立てるかという視点を意識して答案を書く練習をしたことが役立ちました。特に、事実関係を時系列で整理し、主張すべき事実と不要な事実を分ける練習をしておいたことが、本番の起案でも非常に有効でした。
当事者の立場で書き切るというのが民事弁護のポイントであると考えております。
民事裁判では、要件事実の基本的な整理と、請求原因・抗弁・再抗弁の構造を常に意識して答案を書く練習をしたことが非常に役立ちました。特に、新問研に出てくる基礎的な要件事実の流れを整理しておいたことで、試験本番でも記録からどの事実を拾うべきか判断しやすくなりました。

■二回試験当日の時間配分はどのようにされましたか。事前に決めていたことや、心がけていたことなどがあれば教えてください

二回試験当日は、起案の時間が足りなくなることを最も避けるべきだと考えていたため、事前に大まかな時間配分を決めて臨みました。基本的には、最初に記録をざっと読み、全体の事案の流れと当事者の主張構造を把握した上で、答案構成を司法試験よりも細かくしてから、起案に入るようにしていました。
時間配分の目安としては、記録読み・構成に全体の3〜4割、起案に6〜7割程度を使うイメージで、具体的には昼休憩後の13:00から答案を書き始めるようにそれまでには必ず構成まで終わらせることを意識していました。
書いてる最中も途中で時間を何度か確認し、起案時間が不足しないよう常に意識していました。また、満点を狙うというよりも、大きな論点を落とさず、最後まで答案を書き切ることを最優先に心がけていました。そのため、細かい表現にこだわりすぎず、時間内に一通りの主張・事実評価を書き切ることを強く意識していました。

後輩になる方々へ

■後輩になる方々へ二回試験に臨む、準備をする上でアドバイスがあればお願いします

二回試験は特別な才能や難しい法律知識が問われる試験というよりも、限られた時間の中で、記録を読み、事実を整理し、基本に忠実な起案ができるかが問われる試験だと思います。そのため、奇をてらった勉強をするよりも、これまでの修習で配布された教材や参考答案の検討を繰り返し、典型的な答案の型や思考の流れを身につけることが重要だと思います。

また、内容面の対策ももちろん大切ですが、それ以上に、時間配分、記録の読み方、構成の作り方といった「起案の手順」を自分の中で固めておくことが非常に重要だと感じました。このことはどの教官も繰り返し何度も強調していました。本番では緊張や疲労もあり、思うように頭が回らないこともあるため、どの科目でも同じ手順で起案に入れるように、普段の即日起案から本番を意識した時間の使い方をしておくと安心だと思います。

さらに、体調管理も非常に大切だと思います。試験は数日間続き、長時間集中し続ける必要があるため、直前期にインフルエンザやコロナウイルスに罹るなど、体調を崩してしまうことが一番のリスクだと感じました。季節の変わり目で、寮に入る人は流行のウイルスが蔓延しやすいことから、体調管理に何よりも意識した方がいいと思います。
当たり前のことを当たり前に書けば大丈夫な試験ですので、気負い過ぎないのがいいと思います。

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