弁護士はどれくらい忙しい?土日出勤は?
- INDEX
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1.弁護士に土日休みはあるのか?
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2.弁護士の休みは対応する案件によって左右される
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3.弁護士が土日休みを実現する方法
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4.まとめ
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1.弁護士に土日休みはあるのか?
今回は、「弁護士としてやり甲斐のある仕事に取り組みたいが、家族や趣味などのプライベートの時間も充実させたい」という人のために、弁護士のワークライフバランスについて紹介します。
2.弁護士の休みは対応する案件によって左右される
【弁護士白書2018年版】近年の弁護士の実勢について
弁護士は基本的に自由業であるため、ご自身で自由にスケジュールを組んで、週41〜60時間の仕事量をこなします。つまり、平日早朝に出勤して仕事をこなしても、週末出勤して作業をしても、平日夜間に残業をしても、基本的には自由です。
ただし、対応する案件によっては、土日に対応する必要が出てきます。それでは、どのような案件であれば週末出勤の必要があるのでしょうか?具体的な案件ごとに見てみましょう。
①渉外案件
また、渉外案件には高い語学力が必要となるため、仕事が平日のうちに終わったとしても、週末の時間を語学の勉強に充てている弁護士が少なくありません。
②刑事事件
③家事事件
④インハウスロイヤー(企業内弁護士)
企業内弁護士(インハウスロイヤー)の現状
3.弁護士が土日休みを実現する方法
前の段落で紹介した通り、土日にきちんと休みを取れるかどうかは、対応する案件や所属先の法律事務所のスタイルによって異なります。よって、土日休みを実現するためには、対応する案件を変更してもらうことが一つの方法です。手持ちの案件を見直し、所属先の事務所と交渉をして、対応案件の分野を変更してもらいましょう。
もう一つの方法として、勤務先を変更するという方法があります。例えば、所属先の事務所が渉外専門の法律事務所である場合は、対応案件を変更してもらうことはできません。このような場合は、対応案件を変更してもらったとしても、ワークライフバランスを改善できる可能性は低いでしょう。また、所属先の法律事務所が週末の法律相談を設けている場合は、誰かが必ず週末に出勤しなければいけないため、自分だけが土日に休み続けることは難しいでしょう。
転職先としては、いくつかの選択肢があります。例えば、ワークライフバランスが取りやすい法律事務所に転職したり、企業に転職してインハウスロイヤーとして働くなどの方法があります。その他にも、ご自身のご希望に即して多様な選択肢がありますので、転職をお考えの方はいつでもお気軽にご相談ください。株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社は、「ワークライフバランスを実現したい」というご希望を実現するために、全力でサポートさせていただいております。実際に、株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社を通してワークライフバランスを実現した方の転職ストーリーを下記で紹介しておりますので、転職をご検討の方はぜひご覧ください。
エージェントが語る!弁護士が転職を成功させる~大手のエリート弁護士が、インハウスへの転向でワークライフバランスを実現~
4.まとめ
記事提供ライター
東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、企業取引等のビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行う。