業界トピックス

弁護士のセカンドキャリア

INDEX
  • セカンドキャリアとは

  • 弁護士のセカンドキャリアで考えられる選択肢

  • 具体的なケース

  • 個人的体験

  • 弁護士転職.jpでは、セカンドキャリアの仕事を紹介できます

弁護士のキャリアは、多様な可能性に満ちています。しかし、長時間労働や職場環境に課題を感じたり、別のスキルを活かして新しい挑戦をしたいと考えることもあるでしょう。

 

近年、弁護士がセカンドキャリアを模索するケースが増えており、インハウスロイヤーや裁判官への転身、さらには全く異なる分野への挑戦など、さまざまな選択肢が広がっています。

 

本記事では、弁護士のセカンドキャリアについて、具体例を交えながら解説します。新しい道を探すきっかけにしてみてください。

セカンドキャリアとは

セカンドキャリアとは、「第二の人生で取り組む新たな仕事や活動」を指します。もともとは、引退を迎えたプロスポーツ選手が次に進むキャリアを意味していました。しかし、現在ではその意味が広がり、定年退職後や中高年が新たな仕事に挑戦することも含まれるようになりました。

 

近年、雇用制度の柔軟化や多様な働き方が求められる中、セカンドキャリアは多くの人にとって重要なテーマとなっています。これはシニア世代だけでなく、出産や育児を終えた人が新しい挑戦を始めたり、キャリアアップのために転職する場合にも当てはまります。

 

弁護士のような専門職も例外ではありません。法律事務所での活動を離れ、新たな道を歩む人も増えています。

弁護士のセカンドキャリアで考えられる選択肢

司法試験に合格し、司法修習を修了した多くの人は、法律事務所に所属して弁護士として働きます。しかし、最近では弁護士の働き方も多様化しており、セカンドキャリアとしてさまざまな道が選ばれるようになっています。

 

たとえば、インハウスロイヤーとして企業で働く道や、裁判官・検察官への転身、または大学や予備校で指導者として活躍する道があげられます。

 

次に、具体的なセカンドキャリアの例を詳しく見てみましょう。

具体的なケース

弁護士資格を活かす場合と、資格に縛られず新たな分野に挑戦する場合、それぞれに多様な選択肢があります。

資格を活かす場合

弁護士資格を活かせば、さまざまな職業でスキルを発揮することができます。

 

インハウスロイヤー

弁護士としての厳しい労働環境に直面し、ワークライフバランスを重視する人が増えています。こうした背景から、企業内で働くインハウスロイヤー(企業内弁護士)への転職を選ぶケースも増加しています。インハウスロイヤーは、弁護士として培ったスキルを活かしながら、柔軟な働き方を目指せる選択肢といえるでしょう。

 

さらに、法務の範囲にとどまらず、コンプライアンスやリスク管理といった幅広い業務に携わることも多く、キャリアアップを視野に入れる人にも適しています。企業内での経験を積むことで、将来的には役員などのポジションに進む可能性も広がります。

裁判官や検察官

弁護士として経験を積んだ後、裁判官や検察官への転身を目指す人もいます。「弁護士任官制度」を利用すれば、裁判官や検察官として働くことが可能です。

 

・裁判官(常勤任官)
裁判官として常勤で働く場合、フルタイムで裁判に携わります。弁護士としての実務経験を持つ裁判官は、幅広い視点で判断を下すことが期待されます。

 

・非常勤裁判官(非常勤任官)
非常勤裁判官は、弁護士としての仕事を続けながら、週1回裁判所で調停業務を担当します。これは民事や家事事件の調停手続きを主宰する役割で、柔軟な働き方が可能です。

 

・検察官
弁護士から検察官になることも選択肢の一つです。この道は近年少しずつ広がりつつあり、法務省が弁護士の採用を進めています。手続きは比較的簡潔で、日本弁護士連合会を通じて申し込みが可能です。

大学や予備校での指導者

弁護士としての専門知識を活かし、大学の講師や司法試験の予備校講師として活躍する道を選ぶ人もいます。法律を学ぶ次世代を育てる役割は、大きなやりがいを感じられるだけでなく、自身の知識を深めるよい機会にもなるでしょう。

資格を活かさない場合

弁護士資格に縛られず、全く新しい分野に挑戦することもできます。

ライターや編集者

法律の専門知識を活かしながら、ライターや編集者として活躍する道もあります。法務に関連する記事執筆や、専門書籍の編集など、文章力を生かせる仕事が豊富です。フリーランスとして働けば、時間や場所に縛られない自由な働き方が可能です。

新たなスキルを活かす挑戦

法律以外の趣味や興味を追求して、新しいキャリアを築く人もいます。たとえば、料理好きな人が飲食店を開業したり、デジタルスキルを学びIT業界に転職することも可能です。

 

リスキリング(新しいスキルの習得)を取り入れることで、未経験の職種への挑戦がよりスムーズになります。オンライン講座や短期間の専門プログラムを活用し、別業界での基盤を築くことができます。

個人的体験

筆者である私も弁護士資格を持っていますが、これまでいろいろな仕事を経験してきました。

 

最初は「マチ弁」として、一般民事を扱う弁護士事務所で約3年間働きました。やりがいはありましたが、長時間労働やクライアントとのやり取りに疲れ、違う環境で働いてみたいと思うようになりました。

 

そこで、企業法務に興味を持ち、インハウスロイヤーとして一般企業の法務部に転職しました。企業法務の経験はありませんでしたが、上司のサポートによって半年ほどで仕事に慣れました。

 

法律文書を読み解く力やものごとを分かりやすく伝える力はここでも活きましたし、社内の人たちとの会話が中心なので、クライアント対応のストレスもかなり減りました。ワークライフバランスも整い、仕事環境には満足していましたが、会社特有のルールや決まったルーチンに縛られるのは少し窮屈に感じていました。

 

そんな中、副業で始めたライターの仕事が楽しく、徐々に依頼も増えてきたことから、思い切って独立を決めました。知り合いの先輩ライターに指導を仰ぎ、文章を書く力をさらに磨きました。今ではフリーランスの法律ライターとして完全在宅で働いています。時間に縛られず、自分のペースで仕事ができるのは本当に快適です。

 

こうして振り返ると、弁護士資格があったからこそ、いろいろな働き方に挑戦できたと思います。たとえうまくいかなくても、弁護士に戻ることもできますし、また別の企業で働くこともできます。資格があるという安心感が、私のキャリアチェンジを後押ししてくれました。

 

今の仕事に少しでも疑問や不満を感じているなら、セカンドキャリアを考えてみるのもいいかもしれません。新しい道を探すことは、必ずしもリスクではなく、自分らしい生き方を見つける大きなチャンスになるはずです。

弁護士転職.jpでは、セカンドキャリアの仕事を紹介できます

弁護士転職.jpは、法曹業界に特化した転職支援サービスを提供しています。2007年創業時から現在にわたり、様々なキャリアを歩まれた弁護士の転職を支援してきた実績があり、経験豊富な専任エージェントが、一人ひとりのキャリアに寄り添いながら、新たな仕事探しをお手伝いします。

 

ライターやコンサルタント、編集者といったセカンドキャリアの選択肢を含め、弁護士として培ったスキルを活かせる幅広い可能性を提案しています。

 

さらに、当社が発行する『Attorney’s MAGAZINE』では、弁護士の働き方や考え方を深掘りした記事や、法律事務所や企業法務部門のリアルな現場情報を多数掲載。これまでの取材を通じて築いた信頼関係を活かし、求人情報だけではわからない職場の雰囲気や環境についてもお伝えできます。

 

弁護士転職.jpでは、転職活動だけでなく、転職後の独立やマーケティングの相談にも応じています。私たちは「弁護士をはじめとするリーガル・プロフェッショナルの生涯価値の向上」を理念に掲げ、新しいキャリアへの挑戦はもちろん、生涯にわたり、必要なときにいつでもサポートします。あなたのキャリアの節目ごとに、最適な支援を提供し続けます。

中澤 泉(弁護士)

弁護士事務所にて債務整理、交通事故、離婚、相続といった幅広い分野の案件を担当した後、メーカーの法務部で企業法務の経験を積んでまいりました。 事務所勤務時にはウェブサイトの立ち上げにも従事し、現在は法律分野を中心にフリーランスのライター・編集者として活動しています。

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