ウィンタークラークとは?申込方法や参加するメリットを紹介|弁護士や法務の転職・求人情報なら「弁護士転職.jp」

業界トピックス

ウィンタークラークとは?申込方法や参加するメリットを紹介

目次
  • ウィンタークラークとは?

  • ウィンタークラークのプログラム内容

  • ウィンタークラークに参加するメリット

  • ウィンタークラークに参加するまでの流れ

  • まとめ

ウィンタークラークとは?

 「ウィンタークラーク」という言葉をご存知でしょうか?「サマークラーク」という言葉は耳にしたことがあっても、「ウィンタークラーク」という言葉は耳慣れない方が多いかもしれません。

 ウィンタークラークとは、法律事務所が主催する冬期のインターン制度です。サマークラーク(サマクラ)が夏に実施されるのに対し、ウィンタークラークは冬に実施されます。ウィンタークラークの日程は事務所によって異なりますが、多くの事務所では毎年11月から1月に行われます。

 ウィンタークラークの対象は、司法試験予備試験合格者やロースクール在学生です。事務所によっては、予備試験合格者のみを受け付けています。サマークラークで参加した人を再度ウィンタークラークで受け入れる事務所もありますが、1人1回しか参加できないこともあります。サークラークとウィンタークラークの両方に参加したいと考えている人は、あらかじめ募集要項を確認しておきましょう。

 法律事務所が実施するインターンには、他にも「スプリングクラーク」があります。スプリングクラークは、毎年2月から3月頃に、ロースクール在学生を対象に実施されます。最終学年進級予定者のみを受け付けている法律事務所が多いですが、ロースクール在学生であれば誰でも応募できる場合もあります。ご自身が興味のある事務所がある人は、お早めに応募要項を確認しておきましょう。

ウィンタークラークのプログラム内容

 ウィンタークラークのプログラムは事務所によって異なりますが、一般的には、事務所の説明、所内の見学ツアー、所内弁護士との昼食会や懇親会、執務体験が行われます。執務体験とは、法律相談への同席、事案検討会議への参加、裁判所への同行、裁判傍聴、準備書面のドラフト作成、判例調査などです。

 サマークラークの期間が一週間前後であるのに対して、ウィンタークラークは2~3日程度です。短期間であるため、体験できる内容は限られています。ウィンタークラークを実りあるものにするためにも、ウィンタークラークの期間は集中してプログラムに取り組みましょう。

 ウィンタークラークの最終日には、所内の弁護士との飲み会や懇談会が開催されることが一般的です。飲み会や懇談会では、リラックスした雰囲気の中で、弁護士の実際の業務やキャリア形成について質問をすることができます。若手の弁護士と話す機会があれば、入所直後の具体的な職務内容や業務の流れ、仕事のやりがい、その法律事務所に入所した理由、働き方などについて尋ねてみましょう。中堅弁護士やパートナー弁護士と話す機会があれば、自分の興味がある分野や得意な科目について積極的に売り込みましょう。就職活動や転職活動の面接の場でもご自身を売り込むチャンスはありますが、面接の時間はとても短いため、ゆっくりとアピールすることはできません。しかも、面接の場はウィンタークラークよりも堅苦しい雰囲気であることが多いため、ご自身の思うようにアピールできないおそれがあります。ウィンタークラークで所内の弁護士と直接話す機会は、貴重なチャンスです。物怖じすることなく、積極的に自分からアピールしましょう。

ウィンタークラークに参加するメリット

 ウィンタークラークに参加すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

① 法律事務所の雰囲気を中から知ることができる

 ウィンタークラークに参加する最大のメリットは、法律事務所の雰囲気をご自身で体感できる点です。法律事務所の雰囲気や働きやすさは、外からうかがい知ることができません。法律事務所の雰囲気を知るために、その事務所のホームページを見たり、事務所説明会に参加するという方法がありますが、いずれの情報も対外的なものであるため、実際の印象とは異なる可能性があります。これに対して、ウィンタークラークで就業体験をすると、実際に働いている弁護士や秘書と直接話すことができるため、事務所の雰囲気を肌で感じ取ることができます。

② 実務のイメージが湧く

 家族や親戚に弁護士がいなければ、実際の弁護士がどのような仕事をしているのかをイメージすることは困難です。弁護士がどのような仕事をしているのかが分からなければ、ご自身が弁護士になったときのイメージを描くこともできず、具体的なキャリアプランを描くこともできません。ウィンタークラークに参加すると、本物の弁護士が仕事をこなす様子を間近に見ることができるので、弁護士としてのご自身のキャリアを想像しやすくなります。また、ウィンタークラークで生の事件にふれることで、自分の興味のある分野を見つけやすくなります。

③ 勉強のモチベーションが上がる

 ロースクールや法学部で法律を学んでも、法律の知識が実際にどのように役立つのかというイメージは描きにくいものです。しかし、ウィンタークラークに参加すると、弁護士がクライアントに法的アドバイスを行う場に同席したり、実際の案件の資料を読むことができるので、法律の知識が役立つ様子を間近に見ることができます。法律の知識が実務で役に立つことを実感できれば、法律の勉強のモチベーションが上がり、司法試験合格までの試練を乗り越える意欲につながります。

④所内の弁護士に直接売り込むことができる

 ウィンタークラークでは、リラックスした雰囲気の中で所内の弁護士と話すことができるチャンスがあります。運が良ければ、代表弁護士やパートナーと話す機会もありますので、直接ご自身の強みをアピールすることができます。ウィンタークラークで高い評価を得ることができれば、就職活動や転職活動の際に有利になります。

ウィンタークラークに参加するまでの流れ

 ウィンタークラークに参加するためには、どのような手続きが必要なのでしょうか?

 多くの法律事務所では、ホームページでウィンタークラークの応募要項を公開しています。毎年11月から12月にかけて応募を行う事務所が多いですが、10月に募集を開始する事務所もありますので、気になる事務所のホームページはこまめにチェックしておきましょう。

 必要書類は事務所によって異なりますが、一般的には、法学部の成績証明書、ロースクールの成績証明書、予備試験の成績通知書、顔写真などが必要とされます。書類選考の後は、面接が行われます。

 ウィンタークラークに参加するためのポイントは、早めに応募書類の準備をしておくことです。ウィンタークラークに参加できる人数は限られているため、早め早めに動くことが重要です。過去のウィンタークラークの募集要項を掲載し続けている事務所もありますので、気になる事務所がある場合は、過去の募集要項をチェックして、必要書類を早めに準備しておきましょう。

 法学部やロースクールの成績が良くない場合であっても、最初から諦めるのではなく、まずは応募してみましょう。事務所によっては、成績証明書以外の自己PRの資料を受け付けていることがあります。このため、成績が良くない場合であっても、成績以外のスキルが評価されてウィンタークラークに参加できる可能性は大いにあります。ご自身の成績が気になる人は、自己PRの書類を意欲的に書くなどの工夫をしてみましょう。

まとめ

 ウィンタークラークは、 法律事務所の雰囲気を中から知ることができる貴重な機会です。内部の弁護士と直接話すことができるので、ご自身を売り込むチャンスもあります。ウィンタークラークについて詳しく知りたいという方は、お気軽に株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社にご相談ください。

 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社は、ロースクール生や予備試験受験生、司法修習生を対象としたキャリア相談を行っており、ウィンタークラークについての情報提供も行っています。ウィンタークラークの必要書類の添削、面接対策などについてもサポートさせていただきます。

 なお、サマークラークについては下記の記事で詳しくご説明しておりますので、ご興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
サマークラークに参加する意義とは?行き先の選び方と参加の心構え

記事提供ライター

元弁護士 ライター
東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、企業取引等のビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行う。

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